NMN（ニコチンアミドモノヌクレオチド）は、もともとヒトの体内に存在する物質で、摂取することで⽼化現象を遅らせて中枢神経の活性化（＝若返り）効果の期待ができるといわれる物質です。NMNはわたしたちが身体の機能を保つのに必要な”NAD＋”という物質に変換されます。老化すると、このNAD＋という物質が各臓器で減少し、さらにNMNを体内で作り出す能力も減少していくことが分かっています。そのため、NMNを外部から体内に補填する目的のサプリメントや治療の開発に注目が高まっています。NMNを外から補填するには、主に「緑黄色野菜などを食べる」「サプリメントを飲む」「吸入療法」があります。食べる方法やサプリメントを飲む方法は、手軽に始められることがメリットですが、含有量が少なかったり習慣として続かないなどのデメリットが挙げられます。それに対して当院が行う吸入療法は、NMN含有力が多く、鼻から脳の視床下部へダイレクトに届けられるので早く効果を感じることができます。

点滴療法は、経口摂取と比べて、有効成分を直接静脈内に投与できるため、様々な病気に高い効果が期待できる治療法です。

水素には「老化」の原因となる体内の様々な「炎症」や「活性酸素」を抑える働きがあり、動脈硬化のきっかけとなる血管内皮細胞の損傷を予防し改善する効果が確認され、生活習慣病への予防としても注目を浴びています。「超高濃度水素吸入療法」は、超高濃度の水素をカニューレに用いて鼻孔から吸入し、時間をかけて水素を全身に届けます。

老化の根本原因である老化細胞は、通常、体内の免疫細胞によって排除されます。しかし、免疫細胞が不足すると、これらの老化細胞は「ゾンビ細胞」となり、老化因子（SASPs）や炎症因子を放出して全身に悪影響を及ぼします。NK細胞療法は、ウイルスに感染した細胞やがん細胞を早期に発見し、老化細胞や前がん細胞を除去することを目的とした自己免疫治療です。NK細胞（ナチュラルキラー細胞）は、体外で大幅に増殖・活性化させてから体内に戻すことで、高い治療効果が期待できます。この療法は、がんの再発や転移のリスクがある患者様にも有効で、様々なステージの患者様が受診しています。NK細胞は患者様自身の血液から培養されるため、身体に優しく安全です。この治療を行うことで、病気になりにくい身体を作り上げることが広く知られています。また、美容的な効果もあり、血流が改善されることで肌細胞が活性化し、新陳代謝の向上やターンオーバーの正常化が期待できます。そのため、肌質の改善や美肌効果、エイジングケアにも効果があるとされています。

IgA抗体は、特定のウイルスや細菌だけに反応するのではなく、さまざまな種類のウイルスや病原体を補足し無効化するという、守備範囲の広さが特徴の免疫タンパク質です。健康時にも粘膜上に分泌されることで、外からやってくる様々な抗原に対して、私たちの体を防御する常時監視型迎撃ミサイルのようなシステムを司っています。IgAの分泌量は加齢によって低下しますが、それに加え、ストレス、栄養不足、睡眠不足、妊娠などの理由でも低下し、IgAが低下するとさまざまな病気にかかりやすくなります。これがいわゆる免疫力が下がった状態です。赤ちゃんはIgAを作ることができず、母乳中に含まれるIgAが赤ちゃんを感染から守っています。その後、人体は成長とともに、病原体に特異的な免疫を獲得していき、現在使用されているワクチンはこの獲得免疫の仕組みを利用しています。つまり、粘膜上のIgA抗体の分泌を増やして免疫力を高めることによって、現在の変異型コロナウイルスのような新しいウイルスが出現しても、感染を防げる確率が上がると考えられます。

ダーマペン4は、肌表面に極細な針を使用して一時的に小さな穴を作り、肌の回復力を促進する治療法です。このプロセスにより、コラーゲンやエラスチンの生成が促され、肌のハリや弾力が回復し、色素沈着によるニキビ跡や毛穴の開き、たるみ、小ジワの改善が期待できます。同時に、有効成分を導入することで肌の引き締め効果も得られます。先端に16本の超極細針が付いており、最大深度は3.0mmまで調整可能です。これにより、従来のダーマペン3に比べてより効果的に有効成分を浸透させやすくなりました。治療時間は短縮され、患者への負担も軽減できます。個人差はありますが、1回の治療で効果を実感できる場合もあります。ただし、複数回の治療を行うことでより効果を実感しやすくなります。また幹細胞培養上清液をダーマペン4と組み合わせることで、その効果を一層高めることができます。

PRP（多血小板血漿）治療は、患者の自己治癒力を活用する先進的な医療法です。PRPとは、「血小板を多く含む血漿」のことで、患者自身の血液を遠心分離し、血小板を濃縮した液体です。この治療法では、血液中の血小板が傷口に移動して血を凝固させながら成長因子を放出するという自然のメカニズムを利用します。この成長因子が、傷ついた組織の修復を促進し、新しい細胞の成長を促すことで、自己治癒力を向上させます。PRP療法は、このメカニズムを最大限に活用して、組織や細胞の修復を図り、痛みを軽減することを目指しています。さらにPRP療法では、意図的に「新しいケガ」を作り出す手順があります。これにより、慢性的な患部に「ケガであること」を認識させ、再び炎症を引き起こします。その後、高濃度のPRPを注入することで修復能力を向上させ、自己治癒力によって患部を治癒させるというのがPRP療法のアプローチです。

水光注射は、美肌成分を皮膚の浅い部分に均一に注入する治療で、内側から瑞々しく潤い、ツヤのあるもっちりとしたハリ肌をつくり出す人気の治療法です。この治療は、韓国で盛んに行われており、煌めくようなツヤと弾力のある「水光皮膚」を実現します。注入される薬剤の効果に加えて、針による自己再生作用が働き、コラーゲンが増生して肌の若返りを促進します。水光注射は肌の弾力や潤いを改善し、小ジワや毛穴の開き、くすみ、肌のハリの低下など、さまざまな肌の悩みを同時に解消することができ、お肌の土台から肌質を改善していきます。

皮膚の表面は、細胞が石垣のように密に配置されており、これが細菌などの外部の侵入を防いでいます。エレクトロポレーションは電圧の力を利用して細胞膜に微細な隙間を作り、大きな分子でも通過できるようにします。ヒアルロン酸や成長因子などの大きな分子は、通常のイオン導入では皮膚の深層に浸透しにくいという課題がありました。一方、メソセラピー（注射導入）は皮膚の深層への導入が可能でしたが、痛みや針跡の心配がありました。エレクトロポレーションは、電気の力でメソセラピー以上の高い導入効果を発揮し、痛みやダウンタイムがほとんどないのが特徴です。成長因子は細胞分裂を活発にし、肌の若返りを促進します。年齢とともに減少するヒアルロン酸を導入することで、みずみずしい肌を保つことができます。トラネキサム酸やビタミンCはシミやソバカスを抑え、美白・美肌効果があります。様々な美容成分の導入により、お肌の若返りが期待できます。

成長因子オリジナルブレンド注射は、皮膚の再生や若返りを促進するために行われる美容治療です。この注射には、細胞の成長や修復をサポートする成長因子（グロスファクター）が含まれており、これらを肌に直接注入することで、コラーゲンやエラスチンの生成が促進され、肌のハリや弾力が向上します。また、成長因子には、細胞のターンオーバーを促進し、肌の再生力を高める効果も期待できます。これにより、しわやたるみ、くすみなどの肌の悩みにアプローチし、より若々しい肌を目指すことができます。施術は比較的短時間で行われ、ダウンタイムも少ないのが特徴です。

超⾼濃度⽔素をハイドロガンショット注⼊器を使い、痛みを感じることもなく、短時間で局所注射のように⽔素をピンポイントで注⼊できる画期的な治療法です。
副作⽤は特になく、施術後すぐメイクも可能です。

レーザートーニングは今までは難しいとされてきた肝斑の治療を可能にし、微弱なパワーを均一にしながらレーザーを当てることにより、シミや肝斑の原因となるメラノサイトを活性化させずに、徐々に薄くすることができます。レーザートーニングは回数を重ねることにより、シミや肝斑の他にも、色素沈着・くすみ・開いた毛穴などの治療が可能です。継続することでお肌にハリやキメ、潤いが戻ります。レーザートーニングの波長は長く、皮膚の奥深く（真皮上層）にまで照射されたレーザー光が届くことで、コラーゲンが生成されるため、美肌効果が期待できるため、バイオスタイルクリニック神戸三宮では人気の美肌治療です。

メドライトCは、しみやスポットの治療に用いられるレーザー機器です。このレーザーは特定の波長を使用し、メラニン色素にのみ作用して皮膚の表面にダメージを与えることなく、しみやそばかす、色素沈着を改善します。治療は肌に優しく、ダウンタイムも短いため、治療後すぐに通常の生活に戻ることができます。複数回の施術が必要な場合もありますが、施術を重ねることで、しみやスポットが徐々に薄くなり、均一で明るい肌を目指すことができます。

ボトックス注射は、ボツリヌス菌が産生する毒素を利用した美容治療です。ボトックスは、神経から筋肉への信号をブロックすることで、筋肉の収縮を抑制します。これにより、表情ジワやしわの形成を防ぎ、すでにあるしわを目立たなくする効果があります。特に、額のしわや目尻のしわ、眉間のしわなどに対して効果的です。また、美容目的以外にも、過剰な発汗を抑えるための治療や、筋肉の痙攣を緩和する医療用途にも使用されます。効果は一時的で、通常3〜6ヶ月程度持続し、その後再度注射が必要になります。

アクシダームは、皮膚の深層に有効成分を浸透させるための美容治療法です。針を使わずに電気パルスを用いて、肌のバリア機能を一時的に緩め、ヒアルロン酸やコラーゲン、ビタミンなどの美容成分を肌の深い層にまで届けます。これにより、肌の保湿力が向上し、しわやたるみ、くすみの改善が期待できます。痛みやダウンタイムがほとんどなく、複数回の治療を重ねることで、より効果的な結果が得られるのが特徴です。

マッサージピールは、古い角質を穏やかに除去し、肌の質感を改善する美容治療です。トリクロロ酢酸（TCA）を使用し、施術中に肌を優しくマッサージすることで、くすみやシワを改善し、ダウンタイムも少ないのが特徴です。ミックスピールは、複数のピーリング剤を組み合わせる治療で、各成分の効果を活かし、肌のターンオーバーや毛穴の改善を目指します。ミックスピールマヌカは、マヌカハニーを配合したミックスピールで、ピーリング後の肌を保護し、乾燥や炎症を防ぐ効果があります。

ヘアフィラーを使用した薄毛治療は、髪の成長を促進するペプチドやヒアルロン酸を頭皮に注入することで、毛根に栄養を与え、髪の密度を改善する方法です。この治療は、髪を太くし、ボリュームを増やす効果が期待でき、薄毛や脱毛に悩む方に適しています。

トランサミンには、メラニンの生成を抑えるトラネキサム酸が含まれており、肝斑やシミの発生を防ぎます。ハイチオールはL-システインが主成分で、肌の新陳代謝を促進し、メラニンの排出をサポートします。ユベラはビタミンEの効果で、抗酸化作用を発揮し、肌の老化を防ぎながらシミの改善を助けます。シナールはビタミンCを含み、メラニンの生成を抑えてシミや肝斑の予防に寄与します。これらの内服薬を組み合わせることで、シミや肝斑の効果的な改善が期待できます。

レーザー脱毛には、一般的に「蓄熱式」と「熱破壊式」との2つのアプローチがあります。蓄熱式レーザー脱毛は、弱い出力のレーザーを使用して「バルジ領域」と呼ばれる部分を蓄熱します。バルジ領域には毛包幹細胞や色素幹細胞が含まれ、発毛に関与しているとされていますが、その範囲はまだ確定されていません。蓄熱式の脱毛は、バルジ領域に対する効果が個人差があり、一概に言えないとされています。熱破壊式レーザー脱毛は、高い出力のレーザーを使用して毛乳頭や毛母細胞を熱して破壊します。この方法では、一度破壊された毛乳頭や毛母細胞は再生が難しく、半永久的な脱毛が期待されます。厚生労働省が承認した熱破壊式レーザーは、医学的な根拠に基づいており、安全性が高いとされています。

医療アートメイクは、通常の刺青やタトゥーとは異なり、色素を皮膚の表面に浅く定着させる技術です。眉やアートメイクは、汗や水、洗顔にも影響を受けず、24時間いつでも美しい素顔を保つことができます。技術的な面では、毛並みやグラデーションを組み合わせることにより、「3Dデザイン」では自然で立体的な眉が実現されます。一方、「4Dデザイン」では1本1本の毛並みを描くことに加え、パウダーを使用することで、まるで自然な眉をメイクしたかのような仕上がりになります。アートメイクの持続期間は個人差がありますが、一般的には2～3年程度です。徐々に薄くなり、消えていくため、好みに応じて色や形を変更することも可能です。アートメイクは医療行為であり、厚生労働省の通達により医師法の医業に該当します。したがって、認定を受けたクリニックでのみ施術が行われます。安心して受けていただくために、医師の指導の下でアートメイク技術の資格を持つ看護師が施術を行います。。

上記表記価格は税込となり、日本の保険証をお持の日本在住の方の価格となります。

当院の治療に医薬品医療機器等法では未承認の医薬品や医療機器を用いた治療も行います。個人差にもよりますが、使用する医薬品や機器を使用した治療においては期待した効果が得られない場合や、レーザー治療では火傷などのリスクも有ります。 そのようなことが起こらないようにスタッフ一同が細心の注意を払って治療にあたる所存です。

ご不安ご不明な点がありましたら、当院の医師もしくはクリニックのスタッフに何なりとお聞きください。 クリニックをご利用いただく皆様に親切で安心できる医療の提供を目指しております。